「緑・光・風・香り」を使用した、屋内空間のデザイン

先日開催された「オルガテック東京 2022」

照明メーカーの遠藤照明様とコラボして、ブースデザインをしました。

グリーンをベースに、時間によって照度や色味の変わる照明、屋内にそよぐ風、安らぎを与える香りなどを取り入れた、新しい空間提案のご紹介です。

■生の植栽とアーティフィシャルを組み合わせたディスプレイ

今回の空間テーマは「自然環境に近い空間で、働く人の心身を健康に」というもの。

生産性6%、幸福度&創造性が15%UPするエビデンスに基づいたバイオフィリックデザインの効果を最大限に活かす仕掛けを散りばめました。

■朝をイメージした光

■夕方をイメージした光

まず一つ目の仕掛けは遠藤照明様のSynca(シンカ)という照明器具。

屋内にいながら時間の移り変わりを照明で体験できるように、朝〜夜にかけて様々なシチュエーションがプログラミングできます。

1日の中で多くの時間を過ごす屋内で時間の移り変わりを体感することで、体内リズムを整え個々の幸福度向上に貢献します。

そして、こちらの照明と屋内グリーンの相性は抜群です。

■朝のフレッシュな印象のグリーン

■夕日に照らされた優しい印象のグリーン

屋内に取り入れることで癒しの効果があるグリーンですが、照明と組み合わせることで、表情の幅がグッと広がります。

朝の光に照らされた集中力が高まる鮮やかなグリーンや、夕日に照らされたように暖かく茂るグリーン。

同じものでも時間によって照明が移り変わると、様々な表情を楽しむことができます。

■ブース内グリーン

更に、冒頭でご紹介した「風」を取り入れることでイメージが固定化しがちな屋内グリーン、特にアーティフィシャルに関しては

風を当てることで緩やかにそよぐ葉が屋外のような「動」を生み出し、飽きの来ないデザインに仕上がることに加え、普段風の当たりにくい部分に対流が起きることで、埃などが溜まりにくくなります。

このような照明効果や、風を使った空間デザインにくわえ、時には自然由来のアロマを使用した香りと掛け合わせたご提案など、総合的な空間提案が可能です。

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